「資生堂の再生医療が世界中の薄毛をなくすかも!?」
というニュースがありました。
(毛髪再生へ臨床研究 資生堂、脱毛部に細胞移植)
(朝日新聞 2月26日付)
・再生医療の技術で毛髪を蘇らせる研究を進めている
・2016年内に臨床研究を始める見込み
・2018年中の実用化を目指す
という状況だそうです。
「自家細胞移植」
がキーワードです。
自家細胞移植とは?
頭皮から採取した底部毛根鞘細胞(毛髪の成長に重要な役割を果たす細胞)
を培養して人工的に増やし、
の頭皮に戻して毛髪を蘇らせる移植技術です。
自分の細胞を移植
=移植後の拒絶反応リスクが少ない
=男女問わない
というメリットがあります。
今回の毛髪再生医療技術は、
レプリセル社が特許を持つ新技術です。
(資生堂とレプリセルライフサイエンス社が技術提携・2013年)
その後資生堂は、
2014年5月に神戸市のポートアイランド内に、
毛髪再生医療の拠点「資生堂細胞加工培養センター」を開設しました。
そこで研究を重ねて今年度内の臨床研究開始に発展しました。
「自毛植毛」=自分の毛
「自家細胞移植」=自分の細胞
とついに細胞レベルの話になってきました。
まだ研究段階ですので、
今の主流はやはり自毛植毛ということを再確認できました。